日本貿易学会

第60回全国大会は、来年に延期となったものの、1970年の改革以降、結構民主主義的な会則となっている学会は、理事会、総会を開催しないと何も決まらない。

思えば、70年の改革で、ワンマン体制から、今の自由な気質の学会にしたメンバーには鬼籍に入られて20年以上経った森井清先生も居られた。70年に設置された初代西部部会事務局だったそうだ。東京に出張に行くと墓参りに護国寺に行ったりもする。

6月27日全国理事会、28日会員総会を早稲田で開催できていれば、護国寺にも足を運んだと思うが……….オンラインで開催する事ができた。結構なストレスにはなるが、これも何かの縁なのだろうと、最近は開き直っている。

本来なら、ノーブランドの大学院を出て、20代でノーブランドの大学に就職して、転勤して今に至る私など、理事になる器でもない。それでも、亡くなったもう一人の師匠である山川健先生の後釜に、35歳という当時異例の若さで理事になってからもう20年以上になった。

今年は、この学会に入会して31年目30周年になる。感慨深い。

それにしても、いつも歴代の事務局が作った資料の粗を突いていた自分だが、いざ、自分で作るとミスが目立つ。困ったものだ。会長、前会長に申し訳ない。

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